日高市は、埼玉県の南西部に位置し、都心からのアクセスは電車で１時間ほどにあります。
市の西部は関東百名山に数えられる「日和田山（ひわださん）」がある丘陵地帯で中央部から東部にかけては関東平野の西端に位置します。市内を清流「高麗川（こまがわ）」が横断し、豊かな自然と緑がきらめくまちです。
市内には、６つの小学校と６つの中学校があり、それぞれの地域で特色を生かした活動が行われています。音楽の部活動では吹奏楽部が５校、音楽部が１校で活動しており、コンクール等への出場だけでなく、地域のイベントに積極的に参加し、その盛り上げに大きく貢献しています。

◆日本最大級の群生地「５００万本の曼殊沙華　巾着田」
高麗川が蛇行して形作られた、日本最大級の曼殊沙華（まんじゅしゃげ）群生地である「巾着田（きんちゃくだ）」は、高麗川の澄んだ水と穏やかな流れに深紅に染まる曼殊沙華が醸し出す、幻想的な風景を楽しみに関東近県のみならず全国から多数の観光客が訪れます。
最盛期の９月中旬から下旬にかけて「曼殊沙華まつり」、春には菜の花と桜の競演による「春まつり」が行われます。

◆家族で楽しむ「日和田山」　標高３０５ｍ
日高市のシンボルでもある日和田山は緩やかな斜面のコースと急斜面や岩場を含むコースがあり、幅広い年齢層の方が楽しまれている山です。登山口からは急斜面を直線で登るコースと緩やかに迂回するルートがあり、２つのルートは中腹の見晴らしの良い地点で合流します。そこからは巾着田を眼下に見下ろし、のどかな田園風景を楽しむことができます。
また、さらに１０分程度歩くと頂上に到達します。頂上からは日高市全域を見渡すことができ、遠くにスカイツリーを望むこともできます。