この度は、貴重な楽器を寄付して下さいまして、ありがとうございました。
私たちは、福井県越前市にある県立武生高等学校のオーケストラ部で、現在、1年生11名、2年生13名で活動しています。
部員のほとんどは高校から始めた初心者ですが、皆音楽がデイ好きで、中でも弦楽の音をこよなく愛するメンバーです。(本校は全校生徒約1,000人の学校で、音楽系の部活動はオーケストラ部の他に吹奏楽部・合唱部・筝曲部があります。)

私事ではございますが、私は高校からヴァイオリンを始めました。
小さいころからピアノをしていますが、一度弦楽器を弾いてみたいと思い、オーケストラ部に入部しました。ヴァイオリンは私が思っていた以上に難しく、悪戦苦闘していますが、経験者の仲間に助けてもらったり、互いに教え合ったりして、日々練習に励んでおります。少しずつ上達していることを感じ、やりがいを感じています。時々専門の先生のレッスンを請けたり、他校との合同練習に参加したりして頑張っています。

今月3日には、全国高等学校総合文化祭東京大会(「とうきょう総文」)にも福井県代表として参加し、東京文化会館で演奏するという、素晴らしい機会に恵まれました。
私たちが使用している楽器は修理メンテナンスの必要なものが多く、毎年の予算ではなかなか十分な手入れが行き届かないでいるのが実情です。
そんな中、このようなご寄付は本当に有り難く、部員一同心より感謝申し上げます。
これから、大切に使わせていただきます。

2022.8.22
県立武生高等学校オーケストラ部