本校では毎年、音楽の授業でギターの弾き語りに取り組んでいます。毎年、弦を張り替え、手入れをしながら、大切に使用していますが、なにせ、年間120～130名の生徒が約2ヶ月間、毎時間、使用しますのでどうしても、楽器が傷む事態は避けられません。つい先日は不慮の事故（譜面台に立てかけておいた楽器が倒れ、当たり所が悪くヘッドが）破損してしまいました。
少しでも生徒達にいい状態の楽器を弾かせてあげたいです！

高校では音楽は選択制で、受講生の多くが「ギターを弾けるようになりたい」という憧れを抱いて選択します。授業では、簡単なコード弾きから徐々に弾けるコードを増やしていき、最終的にはグループで、いくつかの選択曲の中から1曲選択し、弾き語りに取り組み、１学期末には、「弾き語り」ライブを開催しています。メンバーで話し合って、様々な工夫を凝らした弾き語りを披露し、とても盛り上がる活動です。ライブ近くになると、昼休みや放課後にも練習に来る生徒がいます。
私はギターの専門家ではないのですが、明らかに、音の良いものと弾いた際に雑音の入るもの、ボディの傷やはがれの目立つものなど楽器によって差があります。１講座の受講生は約30名で、原則、自分の音楽番号の楽器を使用し、その楽器に愛着を持って大切に使用するよう指導していますが、楽器によって「当たり外れ」がある現状に目をつぶっているのが現状です。
生徒達にはできるだけ良い音に触れて欲しい。
少しでも、現状を改善できれば嬉しいです。